International Summit on Discipline Development of Sport History

2017年11月1日から中国で開かれました、体育史国際シンポジウムに参加し、基調講演を行いました。

海外からはイギリス、ドイツ、アメリカ、台湾、日本から体育史研究者が一人ずつ基調講演を行い、中国の体育史関係者を交え体育史の現在と未来について語り合いました。

私は、「The environment and problems surrounding History of Physical Education and Sport in Japan today(今日の日本における体育史を取り巻く環境と課題)」を題として講演しました。

体育史といった基礎学問から根を下ろした体育学は、体育・スポーツに対する価値の向上や多様化に伴い、今日において細分化され多様な領域に広がりを見せました。一方で、体育史などの基礎学問を取り巻く環境は年々その厳しさを増している状況です。自然科学を中心に押し寄せられた定量的評価や教育・研究・社会貢献に対する競争力向上と過度な研究費競争や、無批判的国際化の波のさなかで、体育史の歩むべき道を考えてみました。